終戦記念日に思う

 本日は、68回目の終戦記念日です。全ての戦没者方々とご遺族の方々に哀悼の祈りを捧げます。
 戦後、68年も経過し、戦争の記憶が風化されることが懸念されます。ここ数日は、テレビでも戦争に関する報道が多く、戦時中の証言もありました。どの、体験を聞いても、あまりに悲惨で、平和なこの時に聞くと想像を絶するものです。人間が人間の尊厳を奪うような戦争は絶対にしてはならないと、改めて誓いました。
 多くの犠牲を払っての、生命の尊厳と恒久平和の理念を日本が憲法として表した、という意味を今一度思い返す必要があると思います。そのためにも、憲法9条の改正については、国民の合意形成を図りながら、慎重に議論を徹底的に行わなければなりません。
 世界では、エジプトの民主化に逆行するような報道にもあるように、今なお、紛争が絶えません。不信から、信頼へと、それは武力によるものでなく、対話で成し遂げなければなりません。日本の外交も、驕りからの手法でなく、お互いの信頼関係を築きながらの外交であってほしいと願うものです。
 
 

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