議会改革のこの一年

 草津市議会議員の西垣です。
 9月3日より、9月議会が開会します。9月は決算審議の月でもありますが、草津市議会の役選がある議会でもあります。議長、副議長、監査の3役をはじめ、各常任委員会、特別委員会の正副委員長が変わります。私の監査委員の任期もあとわずかです。監査委員としての、所感は、任期終わって別の機会にご報告したいと思います。
 
 議会改革推進特別委員会も、一応昨年の新構成委員での一年間が終わり、次の年に引継ぎがなされます。通算、2年間になる改革への委員会ですが、その成果はいかに?と問われると、正直答えに窮します。昨年度は、議会と市民との懇談会も開催し、それなりに進めていったこともあります。
 目に見えての改革に到達するまでには、合意形成が必要であり、その合意形成ばかりに2年を費やしたようなものです。全会一致を重んじる議会ですから、一部の反対があれば前に進むことが困難です。市民のため、という議会の形や手法のイメージは、中々一致しません。方向性としては、議会は変わらなければ、ということは共通のものだと思っています。
 市民に開かれた、市民に見える、情報公開、情報共有、ということがどこまで必要なのか、また、市民の方々が本当に求めているのだろうか、というところで議論が分かれています。
 求めていなくても、積極的に見える化、見せる化すべし、という派となんでもかんでも見せることが本当に必要なのかという派、議案や行政の政策について、徹底した議員間討議をすべき、ということに積極的派、消極的派、それぞれです。
 確かに、議会改革は進めれば進めるほど、議員の負担にはなります。負担ということ自体がおかしい、もともと、議員とはそうあるべき、とも思うのですが...
 とにかく、この一年、ある意味本音での議論はされたことは間違いありません。市民の皆様の市政への関心も議会改革への推進力にもなります。人間、見られれば、ちゃんとしよう、と思いますから。
 議員の資質の向上、自分も含めて、次の委員会においても頑張ります。
 

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