秋の気配

 草津市議会議員の西垣和美です。
 ようやく、朝晩が涼しくなってきました。今も、窓の外から、虫の声がしていて、秋の気配を感じます。
どんなに暑さが続いても、花や虫は、季節の運行を間違えず、暦通りに咲いたり、出現したりします。このように粛々と自然は動くことに、畏敬の念を感じます。
 山や、空、月といった景色を見る時、時々、何百年も前の時代を想像する時があります。電気もない時代の夜って、どんなに闇が深かっただろう、だからこそ、月の明かりはすごく冴えて見えていたのだろうなぁとか。月や空や、山の稜線は、何百年前の姿と変わらないし、昔の人と同じ景色を見ていると思うと不思議な気持ちになるのと、昔の人は何を考え、感じていたのだろうか、と思いを馳せてみるのは、楽しいものです。それは、滋賀県が、自然が美しい証拠だと思います。草津市はどんどん都市化していて、ここ数年の間にも、周辺の景色ががらりと変わっています。出来るだけ、緑の景色が住宅地とかに変わらないでほしいと、個人的には願っています。
 本日の夜、地元の社協関係の会議に参加していました。
日頃から、地域福祉に携わっておられる方々での会議で、高齢者の居場所や集まれる場所の話をしていた中で、あるマンションの方が、ここ数年の状況を話されました。
 昨年まで元気に話され、外出もされていた方も、家の中で転倒したことをきっかけに、人と話すことが少なくなり、外出もできないので、急に認知症になってしまう。家族に受診を進めても、家族の方が受診をされず、傍から見ているとかなり心配な状況であるけれど~、といった話で、今後、認知症になる高齢者がどんどん増えてくると思う、と言っておられました。
 超高齢社会においては、認知症の問題は避けて通れません。様々な自治体で認知症に対する施策を講じているところで、草津市も認知症サポーターという取組みをしています。今後急激に増えるだろうとされている認知症に対して、ますます深刻になることは予測されます。
 認知症も早期発見、早期対処が必要だということです。老々介護や施設の待機といった問題等、高齢社会への施策は今後もっと増えていかざるを得ないと思います。
 いずれにしろ、家族だけが抱え込まないように、また、高齢者の引きこもりを少なくするよう、今後、更なる対策が必要だと実感しました。
 
 

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