いつ変えるの?今でしょ!

 草津市議会議員の西垣和美です。
  昨日は、滋賀県市議会議長会の研修に参加しました。
年に一度の県下の各市の議員が一同に集まっての研修です。今回は、高島市で開催されました。
内容は、高島市出身の探検家の話で、世界一寒いソ連の村に行かれた話でした。異文化の話で、知らないことについて知ることが出来、楽しく聴かせて頂きましたが、帰りの車中で、せっかく、県内の議員が集まる機会なので、できれば、滋賀県に立地しているという共通を活かした、或いは違いを踏まえた、議会や行政の課題について、勉強が出来れば良いのでは?と議員同士で話していました。
 議長会というものがありますので、その場では、議論されているとは思いますが...。
 
 最近、よく思うことが、様々な団体や組織での、事業内容や体制の見直しの必要性です。
 多くの組織や団体では、ずっと同じ体制のもと、前例通り、前年通りで事業が行われていて、それはそれで意味があり、また継続していくべきものも沢山あるのですが、どこかで見直しをしたほうがもっと良くなるのではないかと思うものも、多くあります。
 特に、今、草津市としては、地域においては、まちづくり協議会を中心に、様々な行事や事業が行われています。これまでと違う仕組みで、地域が動いていくので、必然的にこれまでと違う手法や取組みがされることが出てきます。その時に、思いきって、見直しができれば良いのですが、これまで積み上げてきたものを、急にがらりと変えることの難しさを、地域の役を受け持っていて実感しているところです。

 行政内においても同じくです。前例主義は、お役所体質の代表的な言葉で、ため息がでるようなケースもあります。リスク意識の高さは敬意を表するものですが、一方、市民に寄り添った、という視点の欠如を感じることもあります。
 もっと、注文を付けるとしたら、「業務改善」という、より効率的で、市民サービスの改善という視点や、費用対効果や、市民福祉の向上、といった視点での業務の見直し、またハードルを上げるならば、市民の悩みや相談から、条例や規則が時代や課題に合っているのか、という疑問を持つ、ということも、時には大事でないだろうか、とも感じます。いつ変えるの?今でしょ!(もう古くなった?)と言いたい場面多々あり。
 世の中の仕組みは、高度経済成長期に作られたものが多くあり、少子高齢化や、時代の流れで変化している現状に対応できない法律も多くあると感じます。法律も少しずつ変わっても来ています。
 法律に人が合わせるのでなく、法律が人に合わせていかなければ本末転倒だとも思います。
 少し、大きな話、また抽象的な話になってしまいましたが、様々な相談を受ける中で、実際感じることです。
 現場発信が大事な時代、アンテナの感度を良くし、行政へ投げかけていきたいと思います。
 
 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.kusatsu-kokorohot.com/MTOS/mt-tb.cgi/918

コメントする

  • プロフィール
    草津市市会議員
    西垣和美のBlogへようこそ

月別記事一覧

管理画面