議会基本条例の市民説明会

　草津市議会議員の西垣和美です。
　西村議員のブログにも書いてありましたが、先週の18日の日曜日、議会基本条例の素案の市民説明会が無事終了しました。市民の方の参加者は４２名でした。
　議場を使っての説明会で、市民の皆様に傍聴席でなく、議場に座って頂き、議会の臨場感を体験してもらおうということも含まれての説明会でした。
　第一部では皆さんが疑問に思うであろうことを、議会質問に見立て、５問にまとめ、それを一問一答で、議員同士が質問と答弁とに分かれて発表しました。
　第二部では、質疑応答で、参加者の方から、自由に意見や質問をして頂きました。
　他市から参加してくれていた友人の議員が、その質問内容を聞いて、草津市は意識の高い質問が多いですね、と言われていました。その友人は、ずっと、連ツィートで情報発信してくれていました。
　今回、質疑応答で答弁する側になってみましたが、質問に簡潔で的確に答えることは、難しということを実感しました。あとで、もっとこういう答え方をすればよかったと、反省しきりでした。少し、行政側の気持ちがわかりました。
　
　今後は、６月６日にパブリックコメントを締め切り、頂いたご意見を整理させて頂き、素案の完成をもって今後の議会に提案していきたいと思っています。
　まずは、実行に写し、どうすれば、課題が解決するのか、ということに向かって前進しておかなければなりません。
　議会基本条例は、元我孫子市の市長の福嶋浩彦さんいわく、議会の権限の拡大でなく、市民に対する権限を定めるもの、ということです。その視点からみると、日本で初めて議会基本条例を制定された栗山市議会を超える基本条例はない、とのことです。
　市民主権、合意形成、議員間討議、といったことがキーワードになります。
　とにかく、基本条例が制定されてからが、スタートになります。
　パブリックコメント、お待ちしていますので、ぜひ、皆様、ご応募下さい。
　よろしくお願いします。