パールプロジェクト〜市会議員と話そう!〜の所感

 草津市議会議員の西垣和美です。
 先日、9月4日、草津市市民まちづくり提案事業に採択された草津パールプロジェクトの第4回イベントが、「市会議員と話そう!」とテーマで行われ、パールリストの方々とのワークショップに参加しました。

 今回のワークショップで、いつもと大きく違うと感じたことが、乳幼児を連れたお母さん方の参加が沢山あったことです。託児は用意されていませんでしたが、お子さんもみんな賢く、また、最初から、参加者全員が、受け入れる意識の中、和やかに進められました。敢えて、託児してまでも参加することは厳しい、ということもあったようで、それは議会という存在の魅力の無さかもしれません。
 議会としても、これまで過去に、議会基本条例の市民懇談会の開催や、本年5月には、市民説明会も開催しましたが、男性が多く、またどちらかというと、地域の役員さんが多く、これは、行政が開催する様々な説明会も参加者は同様な感じです。
 今回は、女性が輝く、というコンセプトもあるパールリストに登録されている若いお母さん方が参加して頂いたということがあります。
 商工会の青年会議所の若い男性もおられ、老若男女のバランスの取れた、ワークショップでした。
 「まちづくり」「子育て」「住みやすさ」「市民参画」「議会」の5つのテーマで、一つのグループ7.8名ほどで、様々な意見交換が出来ました。
 ワークショップに参加した議員10名全員が、大変参考になった、との感想を持ちました。一般的には、市民の代表であるにも関わらず、市民にとって議員や議会は身近でなく、遠い存在だと思います。4年に一度の一週間の選挙時だけの名前の連呼での存在でなく、市民のニーズに合った政策立案は、議会が市民の中に入って意見を聞いていかなkればならないと思います。
 世間の議員の中には、市民の声を聞く=要望を聞く、と思っている議員も多くいて、だから聞かない、という理屈や、一方、だから聞いて一部の要望通す、という財政豊かな良き時代と勘違いしている議員も世の中にはいるようです。
 意見を聞いて、その中から、本当に必要な政策立案へと、また、税金の使われ方へのチエック機能へと繋げる活動が、今後ますます求められると思います。
 周囲でもすでに実行している議会も多くあり、差がつくことは市民にとっては不幸でもあります。草津市議会も、頑張らなければなりません。


 

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