第一回 議会報告会を終えて

 草津市議会議員の西垣和美です。
 昨日(5月17日)、第一回草津市議会議会報告会が開催されました。
 実際は、議会で市民の皆様の前で報告のような形をさせて頂くのは、3回目となります。最初は、議会改革推進特別委員会で、議会基本条例をつくるためのスタートにあたり、市民の皆様の意見を伺うための「市民と議会の懇談会」を、2回目は議会基本条例案を作成し、その条例案の説明とともに意見を伺う「市民説明会」を開催してきました。
 そうして、昨日の議会基本条例の第7条に基づいて開催された「議会報告会」。しかしながら先の2回の内容とは全く伝える内容が違うので、文字通りの最初、という感でした。
 参加者数は、44名(うち、7名は市の職員さん)でした。
 さて、市民の皆様の反応は?
 ざっとアンケートを拝見し、多くの方が好意的には評価して頂いていましたが、それはきっと元々草津市議会のレベルをご存知で、多くは期待しておられなかった方のご感想なのかなと思っています。
 中には、こちらが反省すべきだと感じる核心を突いたご意見もあり、また参加して頂いた知人の方が感想をfacebookに投稿して頂いたご意見の中に、議会報告会の本質論を頂いています。
 一番の反省すべきことは、行政の事業報告と議会の報告との違いは何なのか、つまり議決に至るまでの議論のプロセスがやはり伝えられなかったことです。講演や勉強会、他市の報告会等で、議会報告会の意義を聞いてきましたが、実際は行政レベルの説明に終わっていたことは多いに反省しています。
 また、質問に対しての答えのありようです。これは、誰が、ということでなく議会全体の話で、私も同じ立場であればきっと同じような答えをしていたと思いますが、質問の意図をもっと汲んで、的確に答える、ということをもっと訓練しないといけないと思いました。日頃、議員は行政に質問し答弁求めていますが、答えがはぐらかされる、とよく怒っていますが、まさしく逆の立場になれば同じような状況になっていました。
 それと、ある市民の方が、このような場は、行政と違って少数の意見を汲み取れる場であり、そのような日頃取り上げられない意見を大事にしていってほしい。なぜなら、その少数の意見は、現在制度にないということの意見なので、必要な施策であれば、新たな仕組みをつくるための意見になるのだと思う、また、回答は途中経過も含めて早く回答するべきだと(誠実に対応すべきだと)発言して頂きました。 
 他にも様々な貴重なご意見を頂きましたので、次回にはそのことが反映できるよう取り組んでいきたいと思います。
 そのためにも、議案の議決にいたるまでの議員間討議をしっかり行っていかなければならないことを再認識しました。
 ご参加頂いた皆様、またご意見を頂いた皆様ありがとうございました。
 
 
 
 
 

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