6月議会質問

 草津市議会議員の西垣和美です。
 6月30日に今任期最期の議会が終わりました。(正式には、8月に1日だけ臨時議会がありますが〜)
 2期目の締めくくりの議会質問の内容です。結果としては、おとなしい質問になりました。もう少し、エキサイティング?に突っ込まなければならなかったと反省。
 大きくは、4項目です。
 1.ひきこもりの居場所づくりについて
 2.認知症の早期発見のための取り組みについて
 3.地方創生総合戦略策定について
 4.地域包括ケアシステムの地域支援事業の進捗状況について

 1項目目のひきこもりについては、長期化している現状であるが、支援が難しく、要因や年齢によってバラバラの対応であるが、要因や年齢に関係ない安心できる居場所づくりが必要ではないか、との質問でした。答弁は、現在、関係課において支援の在り方等について協議をしているところであり、居場所づくりについても協議の場で行ってまいりたい、とのことでした。
 2項目目は、初期の認知症の早期発見のための大津市でも導入したホームページやスマホで出来る簡易なチェッカーの導入を要望しました。
 答弁は、認知症の早期発見は大事であり、また初期では、診察に行く事が大変だとの認識を持っている。今後、大津市等の活用状況を見ながら検討していきたい、とのことでした。
 3項目目は、地方創生の総合戦略の策定について、多様な、多世代の意見を、具体的には、若い世代や子育て世代の意見をどう取り入れるのか、ということと、全ての生きづらい人を受け入れる地域の持続可能性の核となる地域包括ケアシステムの視点を入れるのかを問いました。
 答弁は、大学生の意見を取り入れたり、子育て世代の意見を十分取り入れていきたい、とのことでした。地域包括ケアシステムの構築は、持続可能なまちであるための重要課題と認識をしている。地方総合戦略の方向性との連携について十分検討して、適切に位置づけしていきたい、とのことでした。
 4項目目は、地域支援事業の進捗状況についてです。
 介護保険法の改正で、要支援1、2の認定の方は、介護保険でのサービスがなくなることになりました。 
 それに変わる仕組みが喫緊の課題です。H29年4月からは、各地域ごとに介護予防や、生活の支援をしていかなければなりません。過去の答弁から、本年からモデル的に試行します、と言っていたのですが、本年になってモデル事業はやりません、とのことでしたので、確認しました。
 答弁は、地域サロンや、からだらくらく体操等の既存の事業の活用を検討していきたい、とのことでした。
 全体に、無難な答弁で、終始検討します、状態でした。検討、との言葉にまだ再考の余地あると喜ぶべきか、消化不良で幕引きとなりました。
 今後も、この4項目については、進捗状況を確認していきたいと思います。


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