学区の地域福祉交流会に参加して

 草津市議会議員の西垣和美です。
 ここ数日は、穏やかな暖かい日が続き、春を感じさせる空気で、ようやく寒い冬も終わりに近づいているのを感じます。
 
 昨日は、地元の学区社会福祉協議会主催の福祉推進委員を中心とした交流会に役員の一員として参加しました。年に一度の恒例会ですので毎年の内容に工夫を凝らしたいという思いで開催をしています。
 昨年までと比べて今回はコンパクトな内容で、ワークショップを主としました。
 高齢者の居場所作りが話題の中心で、地域の高齢者が気軽に集まれるコミュニティーカフェが学区内に一昨年と昨年と開設し、現在2カ所あります。その事例発表も聞いた後、各町内会のグループで、町内会長さん、福祉推進委員さん、民生委員さんに加えて、地域包括支援センターさん、市社協、学区社協といったメンバーで話合いをしました。
 「担い手づくりについて」「参加者を増やすには」とのテーマで、各テーブルで活発な意見交換が出来ました。
 特に、担い手づくりについては、どの組織も抱えている課題です。担い手が長期間同じ人であっても交代してくれる後継者がいない、少人数なので、地域サロン等の運営に休めない、といった悩みが出されました。
 町内会ごとに任命して頂いている、主には高齢者の方々の支援をして頂いている推進委員さんは、年を追うごとに、その役割や必要な担い手として存在感が増しています。
 元々は、民生委員児童委員さんの補完的な役割としてゆるやかにスタートした制度です。
 輪番制で2年任期という形が多いのですが、今後の地域福祉の担い手としても期待されるとの意見も多くありました。
 いずれにしろ、正解はないものですが、地域の福祉活動に携わっておられる方々と顔をつき合わせて、課題を共有し、それぞれの立場での意見を出し合って話し合う場、こそが大変意義があるものだと思います。

 住み慣れた地域で健康で長生きできるよう、今後ますます高齢者が増えていく社会にあって、地域の支え合いが当たり前になるよう、頑張っていきたいと思います。

 
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