SDGs〜誰一人取り残さない持続可能な社会の実現目指して〜草津市と立命館大学とのパートナーシップスタート!

 草津市議会議員の西垣和美です。
 3月の議会もあと残すところ予算特別委員会1日と閉会日だけとなりました。
 今回の議会では「SDGsの取組みについて」を質問しました。SDGsとは、「Sustainable Development Goals」の頭文字を取ったもので、2015年9月の国連サミットで採択された2030年を期限とする、先進国を含む国際社会全体の持続可能な開発目標です。
 貧困や飢餓や教育をはじめ、ジェンダー平等、環境等々、17の目標が掲げられています。
 全ての関係者の役割があり、誰一人取り残さない、理念のもと持続可能な地域社会の構築のため、パートナーシップで目標を達成しようとなっています。
 国においても推進本部も設置され、企業においても経済だけでは成長に限りがある時代の流れの中で、環境、社会、経済の3分野が統合されてこそ、企業の成長も社会的貢献も実現出来ることが世界的にも実証されていて、どんどんこのSDGsの取組みが加速されつつあります。
 その中で、自治体の役割は特に重要視されていて、市民生活に一番身近であり、ありとあらゆる分野が関連しての事業で、市民生活にサービスを提供しているからこそ、強みも弱みも見えます。
 草津市のSDGsに対する認識は、答弁からもわかりましたが、残念ながらまだまだと感じています。総合計画に合わせていくと、17の目標に何らかの関連があり、実行しているとの理屈は表面上は言えますが、職員さん方がしっかり認識して取り組むことこそ、その成果が出るものと思っています。
 対して、草津市にある立命館大学の学生によるSDGsの取組みは、かなり進んでいて、昨年は日本初で、学生主催によるSDGs体験型イベントをびわこ・くさつキャンパスでSustainable Weekとして6日間、イベントが行われました。大学を小さな地球と見立て、17の目標全てに即した企画内容がありました。
 その中の0円カレーが注目を浴び、ブラッシュアップして、SDGsカレーとして環境、経済、社会の3分野の視点を取り入れ、朝日新聞社の大学の取組みのコンテストで、見事グランプリを取ることが出来、来年度への弾みとなりました。
 Sustainable Week実行委員会は単発のイベントで終わらせるのでなく、 持続可能に継続して続けられるとのことで、30年度の以降の取組みで、是非市役所も連携して、市民や企業も巻き込んで、草津市全体の動きになればと期待をしているところです。
 そのために、前委員長と次期委員長はじめ、実行委員会の核となるメンバーとで、市長と懇談会を持ってもらい、しっかりとコンセプトやこれからの活動等を市と共有出来たかと思います。
 
 次世代に責任を持って、持続可能な社会をバトンタッチするためにも、これからの市役所の取組みに大いに期待したいと思います。
 
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