2012年4月

快晴!宿場祭り

昨日の29日に、第44回宿場祭りが挙行されました。昼間は雲一つないお天気で、かなり気温も高く、お手伝いされていた職員のかたやスタッフの方もお疲れだったと思います。
でも、天候次第で参加者の数も左右されますので、昨日は人出も多かったように思います。
今春、社会人になった娘と、娘の知人のアメリカの方と連れだって大名行列を見学しました。江戸時代の恰好した姿の行列を興味深く見ていました。昔は、あんな着物来て、遠く江戸まで歩いていたのかと思うと、大変だったろうな~と、とても真似ができませんね。

そして、商店街の中にある大津絵や着物のリフォームの作品展示がなされていた西田みさ子議員のギャラリーに立ち寄り、アメリカの知人が大津絵の鬼の絵が気に入ったということで、手すき和紙に書かれた鬼の大津絵を頂き、とても喜んでいました。(西田議員ありがとう!)
と、ぶらぶら歩いていると、市役所前の道路のテントの中に、見覚えのある顔が~、はい、瀬川議員のお店で小さな赤いひょうたんを購入し、それもお土産にプレゼントしました。(一個しか買わなくてごめんね)

今年は、天井川にステージが設けられ、いつもより広範囲に催しや出店のテントが配置されのびのびとしていた面、多少お客さんが散らばり、集客の面で少し課題があるような声も聞かれました。

最後の天井川ステージでの薪能、これも知人を誘って鑑賞しました。
演目は「竹生島」。きっといつもと違う舞台で、苦労があったかと思いますは、そんなことは微塵も感じさせない素晴らしい舞でとても感動しました。誘った知人も感激し、やっぱり世界に誇る伝統文化だと二人して改めて実感しました。
観客もそれこそ老若男女で、子どもも結構いててじっと鑑賞していました。子どもの時代に能に触れるのは、一般的にはあまり機会が無いと思いますが、様々な人が参加できるのは、地域の行事ならではと思いました。

能が終わって商店街の中にある中華店で美味しい夕食を摂り、草津三昧?の一日でした。

来年はどんな宿場祭りになるでしょうか。
大名行列

薪能会場

インフラ危機の時代

草津市議会議員の西垣です。
知人のFBで、3/​31NHKスペシャル「日本新生ーインフラ危機を乗り越えろ」が、紹介されていました。
見逃していたので、NHKオンデマンドで、視聴しました。現在、各自治体では、昭和40年代やバブル期に建てた箱ものや、道路や水道、体育施設や、文化施設等々の施設の建て替えや補修といった更新が目の前にきています。その施設更新の財源確保をどうするか、といったことに頭を悩ましています。
草津市でも、給食センターやクリーンセンターの建て替えがなされます。
そして、今後の施設の長寿命化や維持補修の計画をどのように実施していくのか、ということのために「ファシリティマネジメント」の予算が本年、計上されています。他にも、水道管や橋梁の長寿命化のための調査の予算も計上されています。
計画的に、効率よく、少ない経費で効果的な施設の維持を図っていくことが求められていますが、これから議論がなされることは、番組でも言われていましたが、それぞれの市の、身の丈に合った施設の配置をすべき、ということです。
つまり、身の丈以上のインフラがあれば、廃止か、民間に渡していくことーこれが難しいもので、大抵は、総論賛成、各論反対、になりがちです。
番組内では、水道の事業を民間経営とした「会津若松市」と、道路等のインフラ整備を住民の手で行ったり、国から推進をされている下水道整備をやめて、敢えて浄化槽整備を選択した、「長野県下條村」の2市の例が紹介されていました。
国が膨大な借金にまみれている現状、地方への交付金も将来どうなるかわからないし、また、交付金自体が借金によって下りてきていることを考えれば、自律し、自立した自治体を目指すことは避けて通れません。

草津市も、今後、学校等、様々な施設の更新が目白押しです。
その施設更新の計画は一応資料でもらっていて、これだけ財政が足りません、とは説明を受けているのですが、漠然と不安はあるものの、行政、議会共々、まだ、危機感は感じられていません。今後、早いうちに議会として財政の勉強をしなければならないと思っています。

番組に出演されていた、東洋大学大学院経済学研究科​ 根本祐二教授の最後のコメントが印象的でした。
「インフラ問題は市民が主権者として最終的に責任を持つ​。その市民には①受益者市民 ②負担者市民 ③経営者市民があり、行政はこれまで受益者市民の声ばかり聞いていた。本当は負担者市民の声を聞くべきであり、声を出すべきであった。そのために必要な事実や数字を行政は出していかねばならない。それから第3ステップとして自らの地域をいかに経営してゆくかという経営者市民の段階に進む。これは市民のレベルを上げてゆく上で良い機会となろう」
自律し、自立した自治体を経営するには、何よりも市民との対話が必要だとより実感した番組でした。

入学おめでとう!

草津市議会議員の西垣です。
本日は、地元の小学校と、中学校の入学式に参加させて頂きました。
つい、少し前の3月では、卒業式、卒園式で、子どもさんや保護者の方々、そして、参加した地域の方々、泣いて見送っていたのが、一か月も経たないうちに、新しい気持ちで、晴々とした子どもたちの表情を見ると、人の心は不思議だなぁとつくづく思います。卒業と入学はセットで間を待たずにすぐに訪れるものなのに、悲しかったり、嬉しかったりと... 理屈では、説明できないのが、心ですね。特に、他者に共感するということは、人間だけの持っている能力らしいです。これから、新しい環境で、新しい友達や先生と過ごす子どもたち、他者の心を思いやれる優しい人になってほしいと思いました。

本日の、校長先生の言葉は、どちらも工夫されていて、新入生も、聞き耳を立てていました。
その中で、「考える」ということを話され、確かに、インターネットですぐに検索すれば、考える前に答えがわかってしまう時代にあって、私も反省させられました。

少し、余談になりますが、入学式で気になる言葉があります。
全員の名前が呼ばれた後、校長先生が「入学を認めます。」「入学を許可します」と言われるのですが、義務教育なのに、なぜ「認める」という言葉になるのかなぁと...。
きっと「承認する」という行政用語を訳しているのだと思いますが、反対語の「認めない」「許可しない」という事態は公立学校には、あり得ないと思うので、なんか、上から目線の気がして、毎回、違和感感じてしまいます。
今日から、この学校の児童です、この学校の生徒ですよ、仲間になりましたよ、という表現のほうが、自然だと思いますが。
こだわりすぎですか~

ともあれ、新入生のみなさん、おめでとうございます。

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