2010年9月

 2日間の17名の議員による本会議での一般質問終わりました。
私の3項目目の「第2期地域福祉計画」に関しての議会質問ですが、残念ながら時間足らずでほとんど質問できませんでした。
現在、住んでいる志津地区で地域の福祉計画の策定をしています。今年地域の女性団体の役を持っていて、志津地区の社協の一員になっています。それで、地域福祉計画の策定委員会のメンバーになっていて、実際に感じたことを今回質問させて頂こうと思った次第です。
 
 「地域福祉計画」という名前はあまり馴染みがないかと思いますが、いかかでしょうか。
今時、行政はなんでも計画を立てなさい、となっていて、実際、草津市でも市民が知らないたくさんの計画があります。
一つ一つを見れば大事な計画なのですが、計画を作ることが目的化していたりエネルギーが注がれ、計画を作ったあとの管理がどうかな?というのが感想です。いわゆる、計画が出来たらやれやれほっと、してしまう、という感じです。大体、1期5年間の計画が多く、1期の4年目から第2期の計画策定に入っていきます。
 
今回の質問の草津市の地域福祉計画もH23年から第2期に入ります。
この計画の内容は、簡単に言えば、様々な福祉(高齢者、子どもたち、障害をもっている方々等々...)を地域みんなで支えていきましょう、というものです。
ご近所力というか、近所の助け合いを日頃からどうやって作っていけば弱者の方々を地域のみんなで見守り、またいざ、という時に助け合えるか、という仕組み作りを文章にして表すものです。
 市と市の社協と学(地)区との3者それぞれがそれぞれの役目に応じた計画を作っています。
この計画もHPに載っていますので、一度御覧になってみて下さい。
といっても、なかなかこういうものは実際に携わってはじめて興味というか、大事さがわかるもので通常は関心が向けられないということも実感しています。

 また、文章が長くなってしまいました。説明が長過ぎるのかなぁ~ 
地域福祉計画の質問は、市と市社協と学(地)区の3者の連携のことと、第2期の策定は、市と市社協が一緒に作ったほうが良いのでは?ということを言いたかったのですが、時間足らずで...
また、担当課に直接言うか、違う機会にと思っています。

 全体の議会質問は、今年の猛暑の影響もあり、学校に関する暑さ対策が多く、他も含めて教育部長がほとんどの議員の質問に答弁していました。
 本日からは、それぞれの常任委員会が開催されます。また、御報告いたします。

議会質問終わりました

 9月から11月にかけて運動会や敬老会等々、地域の行事が目白押しです。
そういった場で、地域の方々との何気ない懇談は色々と勉強になります。今回、質問事項に挙げてある学校への扇風機設置と、地域福祉計画の質問も、現場で感じたことから質問させて頂きました。

ちょっと、その前に余談ですが、敬老会出席の控え室で社協の会長さんが、今年稲刈りしてて、例年にない現象が3つあった、とのお話。一つは、10匹ほどのつばめがコンバインの周囲をずっと回っていた、とっくにいないはずのつばめが今年はいつまでもいる、ということ。2つ目は、彼岸花が全く姿がない、とのこと。3つ目が、イナゴが例年はこの時期は茶色なのに、まだ緑色、とのことでした。今年の猛暑の影響であり、自然はまさに気候に合わせて姿が変わるのだと興味深く聞いていました。

さて、本題ですが、昨日の一番最後の登壇で、議会質問いたしました。
質問項目は
1、指定管理者制度の課題と今後の方針について
2、全小・中学校への扇風機設置について
3、第2期地域福祉計画の策定に関連して
の、3項目です。
結果は、同僚の西村議員からのアドバイスで、詰めが少し弱かった、とのこと。
要望をもっと言い切っても良かったのでは?というアドバイスをいただきました。

なかなか、本人は客観的に見えないことがあり、なるほど、今後はしっかりと~、改めて戒めた次第です。
現在、検討中の南草津図書館の指定管理への導入等、本市においては、指定管理制度への全体的なガイドラインの作成が必要だと感じ、質問いたしました。
結果は、作成していきたい、との前向きな答弁だったと思ってはいますが~ また、しっかりとその行方をチェックしていきたいと思っています。
2点目の扇風機設置の要望ですが、ある市民の方から、「孫が教室が暑くてたまらない、下敷きで扇いでいたら怒られた。この暑さの中、どうかならないか?」とのことを聞きました。そのことから、せめて扇風機設置を、との思いで質問しました。これは、最後の詰めが甘かった分で、少し後悔しています。ただ、教育委員会も前向きに取り組んでいかれるとは期待しています。
3つめは、次回に報告します。
 
本日も、残りの議員の質問です。

 昨夜、何ヶ月ぶりかで晩にクーラー無しで過ごせました。今年の夏のクーラーの使用は半端でなく、昨日ポストに入っていた電気代を見て青くなっていたところです。このまま、涼しい秋に移行していけば良いのですが~

 昨日、議会の旧草津川対策特別委員会を傍聴しました。
現在、市のほうでも「草津川廃川敷地土地活用検討委員会」を設置しどのように廃川敷地を活用していくかの構想の策定をしています(委員会の議事録、市のHPにアップされています、資料等豊富ですので是非御覧下さい)
旧草津川、いわゆる天井川ですが、私も草津に引っ越しきて初めて知りました。川床が平地より高くなっていて、ある面、先人達が洪水のたびに大変な苦労をされた証拠品みたいなものですが、歴史的遺産として市にとって非常に貴重な財産であります。
 今後の草津市のまちづくりを進めていく上では、大変キーワードになる土地であると考えられています。
昨日の委員会では、構想の基本案としての具体的な全体像が説明されました。
 この跡地利用の議論はもう数十年間なされてきています。一番のポイントとして、堤防をどうするか、ということで当初は、草津市を分断するいわゆる邪魔な堤防、という捉え方で、平地化すべし、という意見が多数であったのが、途中で、緑少なくなった市のグリーンベルトとしての視点、草津市らしい風景としての天井川を残すべきでは?という、堤防を残したほうが良いのではないか、という視点に変わり、議会、行政、市民の議論がなされてきたそうです。
 堤防をとってしまって平地化すれば、道路や土地としての利用はしやすいのでしょうが、それでは、天井川が消えてしまうことになります。アフリカの格言に、今私たちが住んでいる土地は、未来の子どもたちから借りているものである、だから大切にすべきである、ということを聞いたことがあります。
 今ある風景は一度壊してしまうと元には戻りません。先人たちから未来に受け継ぐみんなの財産という意識が大事だと感じました。それと、委員会の中で議論されていたもう一つの視点ー今や廃川となった土地を地域経済の活性化ができる利用の仕方で地域へ還元し、持続していくための都市構造としての戦略的な視点も大事だということも認識しました。
今後もますますの議論がなされると思います。
 市民の皆様は、旧草津川の将来の姿をどのように描かれますか?またご意見よろしくお願いします。

暑い!の一言です

「本当に暑いですね!!」の挨拶があとどれ位続くのでしょうか?
昨日の新聞記事にも記録的な9月猛暑、とあり5日の最高気温の全国10位以内に京都府と滋賀県から5市が入ったとのこと
 5日の日曜日は我が町内の運動会がありました。例年、9月の第一日曜日と決っていて(稲刈りの都合だそうです)今年はこの暑さで少し不安でしたが、何事もなく無事に終わり役員一同ホッとしました。私もアナウンスの役で一日会場にいましたが、暑いこと暑いこと。熱中症にかからないようにスポーツ飲料をなるべくこまめに飲んでいましたので、お腹が水でちゃぽんちゃぽんしていました。
 この暑さいろいろと原因が言われていますが、やはり地球が温暖化になっていることは確実だと思います。私は九州育ちですが、小さい頃はもっと冬が寒かったし、雪も結構降っていました。
 少子高齢化の社会と併せて、環境問題は行政の今後の施策の大きな柱であることは間違いないかと思います。ソフトもハードも持続可能な社会を目指してしっかりと先手を打っていかないと~、と猛暑の一日に思った次第です。

 9月定例会の議会が9月10日より開会されます。昨日、議会に上程される議案の勉強会がありました。国民健康保険の決算が、想定していたよりも赤字が少なくすみました。喜ばしいことではありますが、一家の家計と違って行政の場合、会計上予算と決算の収支を合わせないといけないので、大きな想定外のことが発生した場合、今回は準備していたお金が余ってくるわけで、その余剰金の扱いにこれから議論がなされるところです。
 方向性は12月に出されるとのことですが、議会としても責任ある議論をしていきたいと思っています。

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